コロナ禍による入国制限も緩和され、多くの訪日外国人観光客を街で目にするようになりました。

日本政府観光局(JNTO)の統計資料によると、2022年は3,832,000人が日本を訪れました。

2023年は1月が1,497,300人、2月が1,475,300人、3月が1,817,500人が日本に来ており、インバウンドは復活していると考えて間違いないでしょう。

このような状況で旅行業を新たなビジネスチャンスと捉えている事業者様も増えています。

しかし旅行業は法律で定められた要件があり、また登録の種類によって取り扱える内容も異なります。

今回はそんな旅行業登録の話を中心にコロナ後、初となるオフラインでの定例会を2023年4月19日に行いました。

【日時】2023年4月19日(水)19:00-20:30、懇親会 20:30~21:30(退出自由)

【会場】ジェイ・ライン株式会社 セミナールーム 住所: 〒550-0015 大阪府大阪市西区南堀江1丁目11−1 三共四ツ橋ビル 9階

【定員】30名 

【参加費】2,000円 (税込)

【申込方法(オンライン)】
Peatixのページ(https://peatix.com/event/3548327/view…)でお手続きください。

【申込方法(以下の内いずれか)】

facebookのイベントページで「参加予定」をクリック。
②協議会メンバーもしくは、info@kansai-muslim.orgまでご連絡頂く。

【講師プロフィール】

梶川 佐穂子

行政書士梶川法務事務所代表・申請取次行政書士

一社)関西ムスリムインバウンド推進協議会 代表理事

大阪外国語大学卒業(アラビア語専攻)

2013年行政書士登録し独立開業。

現在は入管業務を中心とした許認可業務を取り扱う。

【主催】一般社団法人 関西ムスリムインバウンド推進協議会

【共催】Salam Groovy Japan (ジェイ・ライン株式会社)

 

 

弊会について

今回は初めてのオンライン・オフライン両チャンネルでの同時開催でしたので初参加の方もいらっしゃったり、日経新聞の方が取材に来てくださっていたりというのもありましたので弊会のスタートから法人設立までの経緯とその後の活動などをお話しさせていただきました。

 

共催・ジェイ・ライン(株)について

続いて今回の定例会の会場でもある共催のジェイ・ライン(株)様のご紹介。

会場があるビル

会場があるビル

 

ジェイ・ライン(株)様は大阪に本社のあるWEB系の会社で、東京や京都にも支店を持ち、マレーシアにも現地法人がある100名規模の企業様で、その中でムスリム向けの事業をインバウンド・アウトバウンドの両輪でメディアを運営しながら行なっています。

 

旅行業登録について

いよいよ今回の定例会のメインのお話。
弊会の代表理事である梶川は行政書士業を営んでおり、旅行業登録の申請をサポートするプロでもあります。

 

そんな梶川が旅行業登録に必要な要件や、1種2種3種といった種類の違い、どんな旅行を取り扱えるのか、旅行業の基礎知識などをご説明させていただきました。

 

ムスリムインバウンドについて

最後にムスリムインバウンドについて基礎知識から最近の日本のイスラム圏の国へのプロモーション動向をお話しさせていただきました。

基礎知識につきましては程度の差はありますが弊会は毎回必ず定例会でお話するようにしています。

というのも

『コロナ前まではしっかり勉強していたけどすっかりこの3年間で忘れちゃったよ』

『会社の部署異動でムスリムの事を知らなきゃいけないけどどこか色々基礎から教えてくれるセミナーがないかな〜』

などのニーズが必ず一定数あると考えているからでございます。

今後も出来る限りこの基礎知識につきましては触れていこうと思いますので是非弊会の定例会をご活用下さい。

 

イスラム圏の国へのプロモーション動向につきましては主に中東と東南アジア地域の過去の取り組みの流れなどを踏まえた上で最新の動向を様々なデータとともにご紹介させていただきました。

 

総括

インバウンドは回復に向かっておりますが、コロナ禍の後遺症により現場は問題が山積、混乱状態が続いています。

また、コロナ前の状態に戻ったとしてもインバウンドで大きな成果を出す為には地域一体となって様々なプレーヤーが協力しあって受け入れ体制を強化する必要があります。

弊会もインバウンド活性化の一助となるべく今後も精進してまいります。今回ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。

ムスリムインバウンドに関するご相談がございましたら是非弊会にお気軽にご相談ください。