関西ムスリムインバウンド推進協議会 定例会 神戸マハル

11月27日(月)に関西ムスリムインバウンド推進協議会の11月度定例会を行いました。

今回は神戸で行われる初めての定例会でした。

会場は地下鉄大倉山駅から歩いて5分の所にある『神戸マハル』。

関西ムスリムインバウンド推進協議会 定例会 神戸マハル今回はいつものセミナー形式とは少し趣向を変えて、お店のオーナーであり、今年の6月からムスリムになられた菱谷早里さんの色々なお話を聞きながらお店のハラールカレーを食べるという参加者の交流に重きを置いたスタイルで行いました。

お店の雰囲気もゆったりとくつろぎながらざっくばらんなお話をするのに適しています。

 

 

オープニング

関西ムスリムインバウンド推進協議会 定例会 神戸マハル東京で行われたHALAL EXPO JAPAN 2017の視察報告を終え、関西の出展業者さんの紹介をさせていただきました。

 

関西ムスリムインバウンド推進協議会 定例会 神戸マハル

その中で、当団体も情報提供にご協力させていただいた神戸元町インバウンド協議会さんが製作された神戸のムスリム向けMAPです。

かなり立派なつくりにビックリいたしました。

関係者から後ほど聞いたのですがMAPを製作された方は作り終わった後、完全に干物になっておられたそうです。

神戸の為にすばらしいMAPを製作していただきありがとうございました。


オープニングのお話が終わり、いよいよ菱谷さんのお話。

 

 

 

 

 

 

 

 

の前に…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは腹ごしらえ(笑)

 

 

 

著名人も訪れる人気のインドカレー

関西ムスリムインバウンド推進協議会 定例会 神戸マハル

ここのインドカレーはピリ辛ですが食べやすくとても美味でした。

ナンはデニッシュっぽく少し甘さがありました。(飽くまで個人の感想。)

色々な種類があるので他のも食べたくなります。

関西ムスリムインバウンド推進協議会 定例会 神戸マハル

タンドリーチキンとサラダとスープ。あとはラッシーがつきます。

このスープは結構和風っぽい味だったのですが隠し味は醤油らしいです。(もちろんハラールの。)

インドカレー屋さんに日本の醤油があるのは珍しいですね。

 

関西ムスリムインバウンド推進協議会 定例会 神戸マハル

シェフのBishtさん(写真右)は、かつてドバイの5つ星アンバサダーホテルのシェフをされていて、王族にもカレーを出していた程の腕前。

ますだおかだの増田さんやヴィッセル神戸の選手など著名な方も訪れる人気店です。

関西ムスリムインバウンド推進協議会 定例会 神戸マハル

関西ムスリムインバウンド推進協議会 定例会 神戸マハル

関西ムスリムインバウンド推進協議会 定例会 神戸マハル

 

皆さん夢中の様子でした。

関西ムスリムインバウンド推進協議会 定例会 神戸マハル

お腹も一杯になったのでいよいよ菱谷さんのお話スタート。

 

 

 日本人ムスリム 菱谷早里 氏 「ワタシがムスリムになったワケ」

関西ムスリムインバウンド推進協議会 定例会 神戸マハル
なぜムスリムになったのかを辿るとそもそもなぜ日本人の菱谷さんがインドカレー屋さんのオーナーになったのかまで遡りました。(ご主人がムスリムというわけではないのです。)

話の最初からツッコミどころ満載で普通では起こりえない不思議な…でも何故か話している菱谷さんなら納得できるエピソードはとても面白かったです。

ヘルプで同席された妹さんも菱谷さんが何故ムスリムになったのかやインドカレー屋のオーナーに突然なったのかという理由を実は知らなかったそうで私達以上に興味津々で聞いていらっしゃいました。

他の家族は未だにその理由を知らないそうです(笑)。

シェフはヒンドゥー教なのですが菱谷さんは自分がムスリムになる事を説得し、10年続けたインドカレーをハラール化する事にしたそうです。

関西ムスリムインバウンド推進協議会 定例会 神戸マハル

 

シェフとは宗教の話はなるべくしないようにしているそうです。

仲良くするコツらしいです。

ちなみに余談ですがインドの国旗はインドにある宗教の和解を表しているそうです。

緑はイスラム教、白は和解の精神、サフラン(黄土色)はヒンドゥー教。

そして真ん中の法輪(チャクラと言います)は仏教のシンボルです。

宗教大国インドはそれぞれを認め合う事を国旗に示しているのです。

くわしくはこちらのリンクをどうぞ。

インド国旗の由来と意味

今回の定例会の神戸マハルもヒンドゥーのシェフとイスラムのオーナー、食べに来ている仏教徒が仲良くやっているのでまさにインドを象徴しているかのようですね。

 

 

関西ムスリムインバウンド推進協議会 定例会 神戸マハル

途中から菱谷さんのムスリム先輩であるZulkarnain Hasan Basri (ズルさん)もお話を聞きに参加。

 

関西ムスリムインバウンド推進協議会 定例会 神戸マハル

イスラムは皆、アッラーの元で兄弟姉妹と考えるので先輩のズルさん的には妹の応援といったところでしょうか。

菱谷さんのお話に解説を所々入れて下さりとてもわかりやすかったです。

 

関西ムスリムインバウンド推進協議会 定例会 神戸マハル

菱谷さんのお話が一通り終わった後、

妹さんから『なるほど〜。何故姉がムスリムになったのか、イスラムって何なのかやっとちょっとわかった気がします。普段生活しているとイスラム、ムスリムなんて関わる事の方が少ないので。ちなみに皆さんはどうしてこれに関わられたのですか?』との質問からそれぞれ急遽自己紹介タイム。

 

インドネシアで着物ヒジャーブの販売を行っている方や旅行会社の方、料理教室の方など色々な方のお話を聞く事が出来ました。

皆さん色々な過去のドラマがあって今回のこの会に参加されているというのを非常に感じる事が出来た不思議な自己紹介の時間でした。

 

 

神戸の現状おさらい確認

関西ムスリムインバウンド推進協議会 定例会 神戸マハル

最後にせっかく神戸で初開催の定例会なので神戸のムスリムインバウンドの現状についておさらいと確認をいたしました。

ムスリムの2大お困り事としてよく言われる食事と礼拝スペース…神戸はどうなのか?について去年の11月の状態と比較しながらお話いたしました。

時系列で見るとこの1年間で神戸がどう変わったのかがわかりやすくて良いですね。

増えたお店もあれば減ったお店もある。

去年からの問題点から何か進捗があったのか?

ずっと追っていく事が大切ですね。

関西ムスリムインバウンド推進協議会 定例会 神戸マハル

 

神戸エリアの中で何が問題点かは色々な情報をさらに地図に落としこんでみるとわかりやすいです。

関西ムスリムインバウンド推進協議会 定例会 神戸マハル

 

神戸は日本人ムスリムで飲食店をしていたNakhlistan(ナフリスタン)というお店があったのですが、惜しまれながらも今年の夏に閉店してしまいました。

神戸のムスリムインバウンドの中でこのお店が果たしていた役割はとても大きく私達も本当にお世話になっていただけに非常に残念でした。

そんな中、今回お話をしてくださった菱谷さんとお知り合いになれた事は非常に嬉しく思います。

日本人ムスリム、そして飲食店のオーナーという立場から今後も色々なお話を教えていただきたく思います。

『今までどこか1人を感じる事が多かったのがムスリムになって一気に色々なつながりが増えました。今回のような会も開いていただき、今日またこうして新たな出会いが生まれた事がとても嬉しいです。色々な方にもっと知っていただければと思います。』と菱谷さんは語って下さいました。

これからこの神戸マハルを中心にムスリムとノンムスリムが繋がっていく事を心より願っております。

ご参加いただきました皆様、本当に有り難うございました。

 

《まとめ動画》