2017年4/24(月)~27日(木)にアラブ首長国連邦・ドバイで開催された中東最大の国際旅行博「 Arabian Travel Market 2017 / アラビアントラベルマーケット2017」(以下、ATM)にムスリムインバウンドEXPO in 大阪 2017実行委員会として参加してまいりました。
実は日本ではあまり知られていないのですが、中東からの日本への旅行ニーズは今とても高まっている状態です。
去年、116カ国、18億9,100万票の投票で行われた「ワールドハラールツーリズムアワード2016」にて16のカテゴリーの中から「イスラム協力機構以外の国で世界で一番旅行したい国」の部門で堂々の1位に日本が選ばれたからです。
2017年のATMは高まる中東からの日本旅行ニーズに対応すべく、初めて日本政府観光局(JNTO)がJAPANブースとして出展した為、現地での注目度も非常に高いのが特徴です。
何と言っても日本に中東の情報があまりないのと同じく、中東も日本の情報があまりないのです。
それが受賞したもんだから「日本って一体どんな国なんだ?インフラはどうなっているんだ?トヨタとソニーの工場しかない国じゃないのか?」など現地も現地で情報が欲しくてたまらなかった状態です。
中東最大の旅行博という事でブースの内装など各国の出展者も気合を入れて作りこんでいます。
どこの地域のブースも豪華ですね。この旅行博での意気込みを感じる事が出来ます。
来場者も世界各国から訪れます。バイヤー達の中には一年間の旅行のスケジュールや企画の商談をこの展示会でほぼ決めてしまう人もいるようです。
活気のある様子が伝わってくるでしょうか?
本当に色々な人が来場されており、去年はこんな人も参加してました。
Arabian Travel Market 2017: 日本ブース
気になる日本ブースは台湾ブースのお隣でした。
去年までは京都がほかに先駆けてずっと単独で出展されており、その流れと時勢を受けて今年はJINTOが音頭をとり、チーム日本として出展する事になりました。
日本ブースも活気がありますね。情報を取りにひっきりなしにバイヤーさんが訪れていました。
「日本のムスリム受入体制はどうなってんだ!?」ってな具合で。
そんな中、エキスポのPRをしっかりとさせていただきました。
皆さんの反応はすごく良く
「すばらしい!日本ではこんなイベントが行われているのか!? 」
「さすがアワードに輝いた国だ。」
「もっとやってムスリムフレンドリーな体制が出来れば旅行しやすくなるね!応援してるよ。」
など温かいお声を沢山いただけました。
会場入り口のcafeの女性も応援して下さいました。
Arabian Travel Market 2017 オフィシャル動画
しかもATMのオフィシャル動画で関西ムスリムインバウンド推進協議会 理事の 宮下貴広 の商談風景が使われていました。(1:05あたり)
普通に格好良いし・・・(汗)
あっという間に終わってしまいましたが、中東からの日本への熱視線をビシビシに感じる事が出来た会期でした。
中東の方も安心して訪れる事が出来る日本、まちづくりを今後も関西ムスリムインバウンド推進協議会は尽力してまいります。
引き続き宜しくお願い致します。